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コンピュータWindows には
Administrator という隠しユーザーが存在します。
Windows にログオンするには、ユーザー名とパスワードが必要です。
パスワードを設定していないコンピュータは、ユーザー名だけでログオンできます。
したがいまして、コンピュータに不正侵入する場合、
最低でもユーザー名を探り当てる必要があります。
しかし、
悪意のあるユーザーは、
Administrator という隠しユーザーの存在を知っています。管理者権限を持っているユーザー名が分かっているので、
あとは Administrator のパスワードさえ知ることができれば、
コンピュータを乗っ取ることができます。
もちろん、パスワードが設定されていないコンピュータは、
悪意のあるユーザーによる不正侵入を簡単に許してしまい、
個人情報漏洩やシステム破壊行為などの被害をこうむる危険性があります。
したがいまして、最低限のセキュリティ対策として、
Administrator には必ずパスワードを設定する必要があります。それでも、存在が知られている Administrator という隠しユーザーがある限り、
悪意のあるユーザーによる不正侵入を受ける危険性があります。
しかし、Administrator は
ビルトイン アカウント なので削除することはできません。
それでは、
Administrator の存在を消す方法 を考えてみましょう。
Windows XP Professional では、設定を変更することにより
Administrator を無効にすることができます。
しかし、Home Edition ではこの設定はできません。
また、コンピュータを 1 つのユーザーアカウントで使用している場合、
Administrator を無効にすると Windows に突然ログオンできなくなったときに困ります。
Windows XP 共通の設定で、Administrator を無効にせず、
なおかつ悪意のあるユーザーからのアクセスを防ぐために、
Administrator の存在を消してしまうというような
都合のよい方法が実際にあるのでしょうか?
実は、あるのです。それでは、その都合のよい方法を見ていくことにしましょう。
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